「オーガニック化粧品」と「無添加化粧品」の違いは、かなり昔にも書いていましたが、
また改めてまとめてみようと思います。
「オーガニック化粧品」と「無添加化粧品」の違い
まず、当たり前ですが、「オーガニック化粧品」と「無添加化粧品」は別物です!!
一つづつ見ていきますね(^_^)
オーガニック化粧品
「オーガニック化粧品」の国際基準を大まかにまとめると、下記の3つ。
●石油由来の成分の排除
●動物由来の成分排除※生きている動物からの抽出物は除く
●植物原料のうち、70%~90%以上がオーガニック栽培植物であること
※日本の規定はあいまいで、1滴でもオーガニックエキスが配合されていれば「オーガニック」と謳えるので、これはあくまでも国際基準です。
つまりは、化学成分はダメよ!っていうことですね。
無添加化粧品
それに対して「無添加化粧品」の定義は、”アレルギーを引き起こす成分(規定された102種類)を含まない化粧品 ”とされています。
つまり、この102種類に含まれないものであれば、石油由来の成分だろうが、動物由来の成分だろうが、オッケーです(^_^)
公式ラインでは触れましたが(もしよかったら♡↓)、
化粧品は、
●水
●油分
●美容成分
●乳化剤(水と油を混ぜるため。界面活性剤)
●防腐剤(水が腐らないように。フェノキシエタノールなど)
だいたいこの5つで出来ているため、無添加化粧品の場合、水以外は、刺激はないものの、化学成分であることがほとんどですね。
「オーガニック化粧品」と「無添加化粧品」の違いでよく勘違いされていること
で、よく勘違いしている方が多いのですが、、、
オーガニック=肌に優しい
です。。これ、実際はそーでもないのです。というのも、植物の力って、意外と強いです!!
肌バリア機能が崩壊している肌の方が使うと、意外とピリピリしたりします。。
実際に私も、どっぷりケミカルだった20代の時に、いきなりオーガニック使ったらピリピリした経験があります。おそらく肌バリア機能がボロボロだったのでしょう。。
なので、肌に刺激がないのは「無添加化粧品」です。(←化学的に刺激がないように作られてますから!)
石油由来成分は、なぜオーガニック基準でNGな理由
ちなみに、オーガニック化粧品が、なぜこんなにも「石油由来成分」を排除するか、ご存知ですか?
それは、、、
まだまだ歴史が浅く、体が消化できるほどに対応してないから!です。
実は、石油って、もともとは天然鉱物なんです。
地球の下の下にずーっとあったもので、ほんの150年前に、2億年ぶりに地表に出てきたものです。
2億年ぶりに出来てきたものだから、人間の体は、その成分に慣れていなくて、分解することが出来ないということ。
体が慣れてない。。ただそれだけ。。です笑
消化・代謝出来ないから、塗布したら、しっかり落とさないと、肌に蓄積していく→肌トラブルの原因になる、とされています。
※あくまでも「オーガニックの国際基準」的には、ということです。
オーガニックラインはそれぞれでOK!
「石油由来成分=悪者!」というよりかは、オーガニック基準では、こういう風に考えられているっていう認識でいいかなと思います。
やはり石油由来成分は、安価で手に入りやすいですし、手軽で使いやすい。
現代、100%オーガニックだけというのは、正直難しいと思います。(お金もかかる。。)
なので、どこまでオーガニックにしていくか?っていうのは、人それぞれの線引きがあっていいと思います(^_^)
日常生活の中で、無理なく続けられるカタチがいいですね♪